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釜石医師会報

No.328 平成29年1月号

おじぞうさん

作品は達磨ではなくお地蔵さんです。「さくらっ娘隊」(愛知県の陶芸家の方達)陸前高田の「遊炉」さんの釉薬掛け、焼きで仕上がりました。6回目の年男を迎えました。今年1年、「和顔多笑」で過ごしたいものです。

県立大槌病院 参事  宮村 通典

巻頭言

年頭所感
釜石医師会 会長  小泉 嘉明

 新年あけましておめでとうございます。会員の皆様におかれましては、ご家族一同健やかに新年を迎えられたことを、心よりお慶び申し上げます。
 昨年は私共にとって大先輩であり、釜石医師会に多大な功績を残してくださいました、平野三郎先生と丸木絢子先生が逝去なさいました。謹んで哀悼の意を表したいと思います。
 今年は我々にとって重要な案件が山積みされています。まずは震災復興への協力、OKはまゆりネットの推進、医療再生の再構築、地域包括ケアシステムへの協力、また3年後に迫ったラグビーワールドカップ開催への準備協力など、どれをとっても全力で取り組まなければならない課題と考えます。
 また我々医師会の本分である学術集団としての医療レベルの向上を、医師会また三師会の勉強会などの開催と相俟って進めながら、OKはまゆりネットを使った多職種連携をチームかまいしとともに進めて行かなければと考えています。
 現在の医療は驚くほどの進歩が認められますが、それを的確に進める為の医師の配置、研修医制度などの改革が必要と考えます。我々医師会は社会に協力すると同時に、制度改革に自ら提言をしていかなければ、存在意味を失いかねないと考えています。会員全員の協力と理解と判断力を持って、今年も進んでいきたいと考えています。よろしくお願い申し上げます。

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