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釜石医師会報

No.372 令和6年6月号

仏ヶ浦(下北半島)

私は青森県人ですが『仏ヶ浦』は訪れたことがありませんでした。数年前に一度行ってみようと思い5月のゴールデンウイークに車で出かけました。以前大間までは行ったことがありましたが、昔に比べて道路が格段に良くなっていて思ったより時間がかかりませんでした。佐井村まで車で行きそこから船で『仏ヶ浦』に向かいました。下北半島を代表する『仏ヶ浦』は、国の名勝・天然記念物で高さ100メートルにもおよぶ白緑色の奇岩や巨岩がおよそ2キロに渡って続き実際に上陸して足を運ぶとそのスケール感に圧倒されました。滞在時間は20分程で写真をもっと撮りたかったので船長さんに次の船で帰りますと言ったところ「風が強くなってきたので次の船が出るかどうか分かりませんよ」と言われ諦めてそのまま帰ることにしました。次の日は終日欠航でした。

小笠原内科クリニック 小笠原 善郎

巻頭言

マイナンバーカードを思う
神林医院  神林 敦彦

2015年から国民にマイナンバーカードの登録が始まり約9年、カードを作りましょうと早い段階で言われていたものの不便は感じなかったので“わざわざ”カードを作る気にもならずにいたが、ここ2年あまりでマイナンバーカードは健康保険証と紐づけされ運用される事が必須となり、各医療機関はマイナカードを保険証として使えるようにカードリーダー設置が義務となり、追い立てられるように申請や手続きをすることになり更に、ポイント付与もありカードを滑り込みセーフで自分たちも持つ事になったが、未だ出番が無く財布の奥にしまいこんだままになっている。当初より利便性がうたわれたが相次ぐトラブルが続きカード を返納する人まで出て来たが、マイナ保険証は推奨から必須になり国をあげて連日案内がされ、所持率は70%を越えるというが、常に携帯してる人は50%ほどという。更に利用率は5%を越えた程度だそうで、「必ずやトラブルを無くし安心して使っていただけるように準備している」とニュース等では目にするが不安は残る。
支援金を出すので利用を促す案内は来るが、未だカードを持たない人や使用が困難な人へのきめ細かい対応などがハッキリ示されていない。
この先押し切られるように、この施策は進み先が見えない不安ばかりが募る日々だ・・・・・
マイナ保険証を使う方はほぼお目にかからない日々が続いておりますが皆様の所ではマイナ保険証の利用率は進んでますか、・・・

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