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釜石医師会報

No.294 平成23年1月号

冬の安比のお月さん

昨年1月2日午後3時に安比高原スキーにて撮った写真です。
今年の年末から正月は悪天候でしたが、昨年も天候悪く風が強くゴンドラが止まり、やむなくリフト乗継で頂上付近に着いたころ、空を見上げたら雲の流れの隙間から、青空の中に三日月お月さんが小さく見えているのではないですか!おもわずカメラ取り出し撮った写真です。1枚しか撮りませんでした。まさか小さすぎて写っていると思わなかったからです。三日月お月さんどこに見えるの?2本の松の間の雲の上に見えるでしょう、ゴミみたいに!

堀 晃

巻頭言

「年頭所感」
釜石医師会 会長 小泉嘉明

激動の2010年も終り、新しい夢の実現に向けた2011年が始まりました。会員の皆様におかれましては、家族ともども健やかな新年を迎えたことと存じます。
 今年の釜石医師会の目標は今まで行ってきた、会員相互の理解を推進しながら十分な連携を保ち、会員数減少の中での医療再生を構築する為の方法を考えることであります。私達としては行政と協力しながら、会員増強を考え、又、再生基金を利用しての医師会の全施設、歯科医師会、薬剤師会の全施設、又行政を含む社会福祉施設との情報網の構築を目指し、相互の勉強会を開き、会員及び関係各位の知識の底上げをはかりたいと考えます。もちろん今まで実践してきました、認知症部会、在宅医療部会、糖尿病部会、医師会の活動を継続していきたいと考えています。
 又、もう一方で、非常に大切な事は、我々と市民、町民との関係であります。我々は小児救急医療に関しては行政と手を携えて情報発信による啓発活動を長年実行してきましたが、もう少し精度を上げ住民に医療福祉を理解していただく活動、たとえば県立釜石病院友の会のような活動を広く進め、住民が理解できる中での医療を含む社会福祉活動の充実を目指さなければなりません。
 以上二つの観点から医師会員の協力又行政を含む各位の協力がなければ本当の意味での社会福祉を含む医療の再生は難しいと考えます。
 今年も又、医師会各位の協力が強く求められる年になると考えます。

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