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釜石医師会報

No.346 令和2年1月号

ドラゴンアイ(八幡平・鏡沼)

昨年5月下旬、八幡平で撮った一枚です。自然が織りなす不思議な光景でした。開眼(かいげん)していない目ですが、天気が良ければモスグリーン、白のコントラストの中央に雪解けも見えるようです。

はまと神経内科クリニック  浜登 文寿

巻頭言

年頭所感
釜石医師会 会長 小泉嘉明

 新年を迎え、会員一同心新たに新春を迎えられたことと思います。
 昨年はワールドカップラグビー大会が日本で開催され、釜石鵜住居復興スタジアムでの試合に対して、多くの御協力をいただきまして心より御礼を申し上げます。今後もラグビーを通じたまちづくりに絶大なる理解と支援をお願いいたします。
 今年は私達医師会にとっても重要な年であり、少ない人員ながら、大槌釜石地域において今まで培ってきた、多職種連携をさらに充実・進化させ、国民皆保険制度を守りながら釜石、大槌の人々の健康と安心を支え、地域ごとの地域包括システムの構築を目指し住みよいまちづくりを実践していかなければなりません。
 今年のワールドカップラグビーでは日本チームが、今の日本の人々が忘れていた心、「ONE TEAM」「互助、共助、公助」の精神を再び構築していくことが、最も重要な事であると教えてくれました。
 医療は治す医療から、治し支える医療に確実に向かい我々自身も同方向に舵を取らなければなりません。我々医師会も住民の信頼を得ながら行動し、多職種の人々、又行政と強力に連携してまちづくりを施行し、その中心に位置することが求められていると思います。
 多忙な年となるかも知れませんが、会員一同力を結集し前進していきたいと考えます。どうぞよろしくお願いします。この行動が自然に表される時、初めて、人々から医師会の信頼が生まれ、しいては新しい日本の社会が生まれ変われるものと信じています。

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