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釜石医師会報

No.322 平成28年1月号

吹雪の安比高原スキー場で孫たちと

2015年1月1日元旦、安比高原スキー場は強風でゴンドラが運行中止寸前であった。娘と孫、妻とザイラーゲレンデの途中で撮った写真である。
強風で雪が舞い視界が見えにくい状況で撮った数枚の写真の中で、少し吹雪が止んで人影が撮れた写真である。ヘルメットを被っているので判りにくいが両端は私たちである。
数年前にスキー場で追突され脳震盪を起こし、スノーボードで救急室に運ばれたことからヘルメットを着用している。
今年の元旦は安比高原スキー場は雪不足で写真の現場は滑走できない状態であった。

堀 晃

巻頭言

年頭所感
釜石医師会 会長 小泉嘉明

新年明けましておめでとうございます。会員の皆様におかれましては、ご家族一同、健やかに新年を迎えられたことと心よりお慶び申し上げます。
昨年は釜石にとりまして、橋野鉄鉱山の世界遺産登録決定、また2019年ラグビーワールドカップ日本大会釜石開催決定とビッグニュースが続きました。嬉しい限りです。
しかしながら、医療を取り巻く環境は厳しさを増し、我々医師会も全国からの応援の先生のおかげで、少ないながらかろうじて人員を確保している状態です。医療経済実態調査の結果でも明らかなように、病院、診療所は厳しい経営状況ですが、国民医療の提供が過不足なく実現できるように、また医療従事者、介護従事者の不足、またローカル・アベノミクスが真逆に進行しないよう、また医師の地域偏在解消の実現を早急に目指すように、政治にむけて声を大きくして訴えていきたいと考えます。
これからの医療は、救急はもちろんでありますが、予防と終末期が非常に重要な課題となってきています。今我々が進めているOKはまゆりネットの推進は、多職種連携の重要性と相まって、ますます大切になっていくと考えます。
今年もまた地域医療の充実と地域復興への協力をお願いし、年始のあいさつとさせていただきます。

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