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釜石医師会報

No.334 平成30年1月号

伊勢二見ヶ浦 夫婦岩 鳥居の上の鳥

 2年前に初めて伊勢神宮を訪れたときに近くの二見興玉神社に寄りました。大注連縄で太く堅く結ばれた二つの岩(男岩、女岩)を夫婦岩と呼びます。夫婦岩は夫婦やカップル等恋愛の象徴となされており縁結びのシンボルとしても有名です。5月から7月は夫婦岩の間から昇る朝日を見ることができます。また、11月から1月の満月の頃は、夫婦岩の間から昇る月を見ることができるそうです。なお、年末年始は夫婦岩の間から日は登りませんのでご注意ください。

小笠原 善郎

巻頭言

年頭所感
釜石医師会 会長 小泉嘉明

 新年あけましておめでとうございます。会員の皆様におかれましては御家族共々健やかに新しい年をお迎えの事と存じます。
 昨年は釜石大槌地域の医療に多大な御貢献をなさいました岩井先生、中谷先生が御逝去されました。心から御冥福をお祈り申し上げます。
 今年は少子高齢化による人手不足がいよいよ著明に表れる年となりそうで、大手企業は既に非正社員を正社員に登用し始めています。しかし私達の医療、介護、福祉の環境では、政治の認識不足もあり大勢の人手不足が生じています。また医師偏在も、そう簡単に解消されそうにありません。しかし地域医療に待ったはありません。会員諸君の更なる奮闘を願ってやみません。
 我々医師会は少子化をはじめ、それに伴う人口減に対応すべき提言、また高齢でも元気で頑張れるよう、人々の健康を守るという重要な役割を担っています。今年もまた会員全員で多職種連携をより濃密に進め、顔の見える関係を強化し、行政と手を携えて釜石・大槌地域医療情報ネットワークを進化させ、地域の人々の健康を増進すべく努力していきたいと考えています。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

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