
『 白石川堤一目千本桜 』
宮城県南の大河原町・柴田町にまたがる白石川堤に樹齢100年を超える合計約1200本のソメイヨシノの並木が春風に揺れる“一目千本桜”がある。毎年全国から20万人以上の人出で賑わう東北を代表する桜の名所である。4月14日満開の日に車で向かったが“一目千本桜”最寄りのJR船岡駅一つ手前のJR大河原駅に駐車し電車に乗り渋滞を回避できた。千本桜は圧巻で見ごたえがあったが人出もすごかった。
小笠原内科クリニック 小笠原 善郎
新年度を迎えるこの時期、医療を取り巻く環境の変化をあらためて実感する機会も多くなっています。とりわけ大きな話題となっているのが「医療DX」ではないでしょうか。
オンライン資格確認の義務化に始まり、電子処方箋、電子カルテ情報共有サービス、そしてマイナ保険証への移行など、次々と押し寄せる新制度とシステム改修の波に、多くの先生方がDX疲れを感じておられることとお察しいたします。
本来、DX(デジタルトランスフォーメーション)とは、デジタル技術によって業務を効率化し、医師がより患者さんと向き合う時間を創出するための手段であったはずです。しかし現状は、複雑な操作、頻発するシステムエラー、そして終わりの見えない入力作業。
メリットがあるのかどうかよくわからないまま、日々の診療リズムを乱され、心身ともに疲弊してしまう本末転倒な場面が多く見られます。
もちろん、医療DXそのものを否定するものではありません。デジタル技術が医療の質の向上や情報共有の円滑化に寄与する可能性は大きいものです。ただ、その導入にあたっては、現場の実情に配慮した無理のない形で進められることが重要ではないでしょうか。
我々が守るべきものは、画面の中のデータではなく目の前の患者さんの命と生活であり、煩雑な事務作業に追われ、本来最も大切にすべき診察の時間が削られる事態は見過ごせません。
改革をただ押し進めるのではなく、現場の疲弊を正しく汲み取り、無理なくデジタル化を取り入れて欲しいものだと思います。
デジタルに振り回されるのではなく、それを道具として使いこなせる日が来るまで、まずは無理をせず、互いに知恵を出し合いながらこの過渡期を乗り越えてまいりましょう。