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釜石医師会報

No.304 平成25年1月号

「語らう」

 平成19年2月、遠野の六角牛山に登りました。
 笛吹峠から笛吹牧場を経由するこのルートは、積雪を利用して登ることができます。装備は山スキー、ワカン、スノーシューいずれかが必要です。
 残念ながらこの山行は天候が悪く途中敗退しました。

巻頭言

「年頭所感」
釜石医師会 会長 小泉嘉明

新年あけましておめでとうございます。

昨年来の異常気象が続く中、東日本大震災より2度目の正月をご家族共々迎えられたことと思います。

昨年は、被災を受けた先生、また受けなかった先生も伴に被災からの回復、また地域医療(予防接種、乳幼児健診、当番医等)に全力を投入し、心身ともにお疲れの事と思いますが、お正月には十分な英気を養われた事と思います。

昨年衆議院の選挙が施行され、決められない政治からの脱却が出来、我々医療界にとりましても、発言が十分に取り入れられやすい状況が生じたと思います。しかし今年は参議院の選挙が7月にあり、それに対して一致団結して対応していきたいと考えます。

医師会の事業としては、東日本大震災のまとめという大事な事業があります。この事は我々が支援を受けた全国の人々への恩返しであり、今後起こりうる災害に対しての応援対応でなければならないと考えています。

今年は医療再生計画で定められた、医療情報ネットワークシステムの最後の事業年度となります。行政と伴に協同し、事業の完結に努力したいと思います。また、在宅を中心とした地域包括ケア事業の推進と住宅復興事業を行政と協力しながら実行に移す年としたいと思います。

今年もまた被害を受けた先生方は診療をしながらの再生でありますが、自立共助の精神で会員の力を結集し、この地域の保健福祉、医療を守り抜き、また一歩でも希望を持って未来に向け前進していきたいと考えます。会員一人一人の医療人としての奮闘を願わずにはいられません!!

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